この指エルフを使いたい

怒りの粉でもいいよ

【剣盾S14ダブル】脱出エルテラ

画像

はじめましての方ははじめまして。前回の記事↓を読んでくださった方は2度目にお目にかかります、mofuと申します。

 

yubielfu.hatenablog.com

今回はシーズン14にて私が使っていた構築の記事となります。

あまり成績は振るいませんでしたが、来期からは大きくレギュレーションが変わってしまうため記事として公開させていただきます。

以下常体

構築コンセプト

エルテラを全力で通す。以上。 

個別紹介

上のパーティ画像と紹介する順番が違いますが悪しからず。

エルフーン@気合の襷

性格:臆病

特性:悪戯心

努力値:0-0-4-252-0-252

実数値:135-*-106-129-95-184

技:マジカルシャイン、追い風、袋叩き、トリックルーム

 

後述のテラキオンを起動するためのサポーター。かわいい。

今回の構築は相手にトリックルームを起動されてしまうと非常に厳しいため、トリルメタとしてトリル返し用のトリックルームを搭載した。それ以外は一般的な袋叩きエルフーン

トリル返しは成功すれば非常に強力な対トリルになり得るのだが、失敗すると一手で負けに大きく近づいてしまうのが難しいと感じた(トリル返しが必要な場面はほとんど相手のアタッカーの方がテラキオンより遅いため)。

何よりエルフーントリックルームは余り一般的でないので、トリル返しが失敗すると非常に気まずいにも関わらず、ランクマで知り合いと偶然当たった時の試合でやらかしてしまった。恥ずかしい。

 

テラキオンしろいハーブ

性格:陽気

特性:正義の心

努力値:0-252-0-0-4-252

実数値:166-181-110-*-111-176

技:岩雪崩、インファイト地震、守る

 

エルフーンと相性抜群のアタッカー。

言わずと知れた「袋叩き+正義の心」コンボでAにどんどんバフをかけて殴っていく。

基本的にこの構築ではテラキオンダイマックスさせるが、ダイマックスをテラキオンに切らなかった時やテラキオンダイマックス後に、岩雪崩と地震という2種類の範囲攻撃ができるのが非常に強い。

ウェポンはタイプ一致の2種と、ダイアースを撃つための地震とした。これで相手のダイマックスメタグロスを吹き飛ばせるようになる(袋叩きをキメた上で相手がダイスチルを撃っていない前提)。

ダイスチルの媒体にするためのアイアンヘッドが欲しくなることが8759632145回ほどあったがそれ以上にダイアースが必要な場面が多かった。

持ち物は、飛んでくる威嚇を打ち消したり相手のレジエレキによるエレキネットによってSを下げられるのを嫌って白いハーブとした。

 がんばって色厳選したので活躍させてあげたかった…

 

イエッサン♀脱出ボタン

性格:臆病

特性:サイコメイカ

努力値:0-0-0-252-4-252

実数値:145-*-85-147-126-150

技:ワイドフォース、マジカルフレイム、この指とまれ、手助け

 

エルフーンテラキオンを守るためのサポート役兼アタッカー。

エルフーン猫騙し+ダイジェットで倒そうとする相手、テラキオンに後攻の尻尾(満腹のお香)を押し付けようとする相手などに対しての回答。

基本的には「初手エルテラ→エルフーンをイエッサンに交代してサイコフィールドで相手の妨害を阻止→なんかいい感じに脱出ボタンでエルフーンに交代→エルテラ展開」という流れを目指す。決まると超楽しい。

エルテラが暴れた後に、ターン数の残っている追い風に乗ってワイドフォースで殲滅するため臆病CS振りとした。

後述する事情でパーティの上の方に配置している。

 

一撃ウーラオス@拘り鉢巻

性格:陽気

特性:不可視の拳

努力値:0-252-0-0-4-252

実数値:175-182-120-*-81-163

技:インファイト、暗黒強打、不意打ち、毒突き

 

ダイマで手軽に高火力が出せるパーティの掃除役。

普通に強いがあんまり特記すべき点がない。

 ダイマックス中のテラキオンと並べてテラキオンがダイナックルを放つことでより高火力を出して気持ちよくなれる。

イエッサンと一緒に選出すれば先制技に縛られにくいことも◯

記事を書いているときにふと思ったのだが、折角珠枠が余っているのだから持ち物は命の珠でいい気がする(撃ち分けできないのが結構きついため)。

 

 テッカグヤ@パワフルハーブ

性格:控え目

特性:ビーストブースト

努力値:4-0-0-252-0-252

実数値:173-*-123-174-121-113

 

ダイマックスでも非ダイマでも強いアタッカー。

テラキオンが通せなさそうな時はエースとして通していく。

ビーストブーストによってどんどんと火力が上がっていくが、Cにバフが掛かっていないと結構火力が微妙なので使用者の腕が問われる強さだと感じた。

順位を上げる上で非常に大きな働きをしてくれたが、「テラキオンよりテッカグヤの方が強いのでは?」という疑念を私に与えたので実はパーティ解散に一番貢献したポケモンでもある。

 

カプ・レヒレ@混乱実

性格:控え目

特性:ミストメイカ

努力値:252-0-0-252-4-0

実数値:177-*-135-161-151-105

技:濁流、ムーンフォース、瞑想、守る

 

テラキオンが暴れた後の詰めとして採用したポケモンであり諸説枠でもある。

相手の攻撃をしっかり耐えて勝ちに貢献してくれたが、使用者である私があまりこのポケモンの強みを理解していなかったので選出率は低かった。

その証拠として努力値は何も考えず控えめHCに振られている。これでも活躍できる辺りにこのポケモンの強さの片鱗が垣間見える。

相手がテラキオンに状態異常技を使ってきそうなときに繰り出してミストフィールドで守る、といった運用をすることもあった。

 

 

選出 

・基本選出
初手エルテラ
後発@2

 

猫騙し役/脱出ボタンや後攻の尻尾トリックしてきそうなポケモン入りの相手

初手エルテラ

後発イエッサン@1

 

・対指トリル

初手相手の指要因を倒せるポケモンエルフーン

後発@2

 

・対ガエンとポリ2の両方が入ったパーティ

初手エルフイエッサン

後発テラキオン@1

このパーティではガオガエンとポリ2が相手の初手に並んだときにトリルを阻止するのが難しいためその対策として編み出した選出。

この選出を閃いた時は自らの天才性に酔いしれた。

イエッサンでこの指を撃ち、エルフーントリックルームを撃つことで相手のトリル展開を防ぎつつイエッサンが脱出してエルテラを展開することができる。

なお、この選出をした時の相手の初手ガエン+ポリ2率は0%だった。解せぬ

 

 

苦手な相手

メタグロステッカグヤ、霊獣ランドロスなど。

いずれも「叩けばテラキオンでなんとかなるが、隙を見せたら手がつけられなくなる」相手。

そしてその隙は隣に猫騙し要因を置かれるだけで簡単に作られてしまう。

 

戦績

シーズン終盤に瞬間3桁(レート1711)

 

終わりに

恐らく今の環境は、テラキオンの環境への刺さり具合的に「無理にテラキオンを通す」構築よりも「普段は別の軸で戦うが、テラキオンが刺さる相手にはテラキオンを通していく」パーティの方が強いと思います。(構築の発想の根本を否定する発言)

とはいえ、エルテラという戦術に興味がある方などに少しでも参考になれば幸いです。

来シーズンのパーティは現段階では少し自信があるので、来シーズンの終わりにまたお目にかかりたいです。

ちょっとしたメモ書き程度にするつもりだったのに長くなってしまいましたが、ここまでお読み頂きありがとうございました。この構築や記事について何かございましたらコメント等で気軽に連絡してください。

おわり

画像

【剣盾S12ダブル】帰ってきたエルフーンとWレジと狙いの的【最終748位】

f:id:pokemoffen:20201201160931p:plain

↑レンタルパーティの公開取りやめてます。

初めまして、mofuと申す者です。

今回は、シーズン12にて目標としていた最終3桁を相棒のエルフーンと共に達成できた記念の構築記事となります。

構築記事を書くのは2回目、はてなブログでは初めてのことなので拙いところもあるかとは思いますがご容赦ください。

ねらいのまとトリックという変わったギミックも搭載しているパーティなので読んでいただけると幸いです。

構築コンセプト

エルフーンのサポートによって珠ダイマレジエレキや眼鏡レジドラゴといった強力なアタッカーを通していく。

また、ダイマックスしたレジエレキは相手のじめんタイプのポケモンで簡単に止まってしまうため、それらのポケモン(主に霊獣ランドロス)をレジエレキで倒すため、エルフーンには✞ねらいのまとトリック✞を搭載している。

 

個別紹介 

エルフーン✞ねらいのまと✞

性格:おくびょう

特性:いたずらごころ

努力値:0-0-4-252-0-252

実数値:135-*-106-129-95-184

技:マジカルシャイン、おいかぜ、うそなき、すりかえ

 

2ヶ月の空白期間を経て帰ってきた相棒ポケモン。かわいい。

主に初手でレジエレキの隣に出して全力でサポートしてもらう。

採用した当初は耐久振りも検討したが、環境にいるエルフーンや化身トルネロスといったサポート役のポケモンに上を取られていると上から挑発を撃たれて機能停止してしまうこと、また耐久に振ったところでバコウのみを持たなければエルフーンによく飛んでくるダイジェットは耐えられないことを考慮して、最速にした上でマジカルシャインで相手に負担をかけられる臆病CS振りとした。

技は、襷を潰しつつ相手に負担をかけられるマジカルシャイン、追い風ミラーへの体制をつけた上裏のレジドラゴのサポートにもなる追い風、エルフーンの火力を補佐する嘘泣き、レジエレキが打点を持たない地面タイプに攻撃を通せるようにするためのすりかえとした。

他にも入れたい技はたくさんあったが、優先順位を考えるとこの4つでほぼ固定だと思われる。

お見通しされたときの気まずさは異常。

 

 ねらいのまとの仕様について

ねらいのまとの効果は、「無効化するタイプ相性を等倍に変更する」ものである。

例えば、ねらいのまとをすりかえした後の電気技は、じめん・ひこうタイプの霊獣ランドロスに対して抜群、じめん・こおりタイプのマンムーには等倍、じめん・ドラゴンタイプのガブリアスに対しては半減となる。

また、ねらいのまとで無視できるのは「タイプ相性による無効化」のみである。

そのため、例えば特性ひらいしんや特性ちくでんのポケモンに対してのねらいのまと+電気技は無効化されてしまう

 

 

レジエレキ@いのちのたま

性格:ひかえめ
努力値:0-0-0-252-4-252
実数値:155-*-70-167-71-252
技:ライジングボルト、ボルトチェンジはかいこうせん、まもる
 
冠の雪原にて新登場したS種族値のやべーやつ。
準速でも速すぎるせいで実数値と努力値が同じ数値になるとかいう事態が起きている。
この速さも魅力的だが、特性のトランジスタのお陰でダイマックスすることで高火力を叩き出せる。
素のC種族値は100であり、アタッカーとしては低めなのでできる限り高火力にするために控えめC252振りとしたが、相手の追い風下最速レジエレキに上からエレキネットを撃たれるのが辛かったので臆病にしたほうが良かったかもしれない。
しかし、実際にレジエレキを上手く展開できたときの制圧力は流石のものだった。
技は、高威力のダイサンダーになるライジングボルト、不利対面から退くためのボルトチェンジ、ダイアタックになるはかいこうせん、そしてまもるとした。
 
 

レジドラゴ@こだわりメガネ

性格:おくびょう
特性:りゅうのあぎと
努力値:0-0-0-252-4-252
実数値:275-*-70-152-71-145
 
冠の雪原にて新登場した高火力範囲攻撃の使い手。
主に初手でレジエレキを展開した後の後詰めとして働いてもらう。
相手にダイマレジエレキを上手く対処されてしまってもこのポケモンのお陰で切り替えしていける。
努力値は臆病CS。最速にすることで追い風下で相手の葉緑素発動最速フシギバナと同速となり、追い風下なら環境の大抵のポケモンの上から眼鏡ドラゴンエナジーを叩き込める。
技は、採用理由であるところのドラゴンエナジー、削れていても高火力のりゅうせいぐん、命中安定で且つ撃ってもCが下がらないりゅうのはどう、相手の残り1体がフェアリータイプだったとき用のはかいこうせんとした。というかこれ以外にほとんど技候補がない
相手にカプ・レヒレの選出を強要させてレジエレキの通りを良くする働きがあったかもしれない。
 
 

ローブシンとつげきチョッキ

性格:ゆうかん
特性:てつのこぶし
努力値:244-252-0-0-12-0
実数値:211-211-115-*-87-45(S個体値0)
 

レジエレキの後詰め兼対トリル枠。

最遅にした上でアームハンマーで自らSを下げることでS実数値が実質30となり、最遅ブリザポスよりも1だけ遅くなることができるのでブリザポスがエースのトリパに強くなれるはず…なのだが、実際は折角Sを下げても相手のブリザポスの隣に並んでいるサマヨールサイドチェンジでブリザポス方面に撃ったドレインパンチを透かされたり、くろいきりでS下降を消されたりと散々な目にあっていた。

そして何よりも、アームハンマー(命中90)が大事な時に限って当たらなかった。折角対トリパ用にアームハンマーを採用しても、いい感じのタイミングで撃っても、当たらなければ意味がないのである。

とはいえ、ローブシン自身のスペックの高さのお陰で最低限の仕事はこなしてくれた印象。

 

 

カミツルギきあいのタスキ

性格:ようき
特性:ビーストブースト
努力値:4-252-0-0-0-252
実数値:135-233-151-*-51-177
技:リーフブレード、スマートホーン、せいなるつるぎ、まもる
 
レジエレキで場を荒らした後に暴れる後詰め要因。
サポート役のエルフーン変な道具をもっている影響で襷枠が余っていたので、襷との相性がいい低耐久高速アタッカーとして採用。
やはり襷持ちの高速高火力アタッカーは強い。
カミツルギ自身のタイプのお陰で砂嵐やキョダイベンタツのスリップダメージを受けないのも◎
 
 

トゲキッス@ピントレンズ

性格:ひかえめ
特性:きょううん
努力値:44-0-0-252-0-212
実数値:166-*-115-189-135-127

技:エアスラッシュマジカルシャイン、ねっぷう、このゆびとまれ

 

レジエレキの後詰めのアタッカーをしたり、この指でレジドラゴを補助したりダイマックスを切ってダイマエースになってくれたりと器用に働いてくれたポケモン

過去に使ったダイマックスアタッカートゲキッスの個体を流用した。

 

 

 

 選出

・基本選出

 先発 エルフーン+レジエレキ  後発 刺さっていそうなポケモン@2

パーティコンセプト通り、ダイマックスレジエレキを通していく選出。

 

・レジエレキが無理そうな時

 先発 トゲキッス+何か  後発 刺さっていそうな@2

50%急所のダイマックストゲキッスを通していく選出。

トゲキッス以外の枠は相手のパーティに応じてアドリブで決めていた。

 

・やけくそ

 先発 エルフーンorトゲキッス+レジドラゴ  後発 刺さっていそうな@2

レジドラゴが通っていそうな時にたまにした選出。

大抵相手に上手く対処されて負けた()

 

 

 

苦手な相手

レジエレキを軸にしたパーティなので、苦手となるのは必然的にレジエレキに強いポケモンたちだった。

 

メタグロス

この構築で一番つらかった。

エルフーンの嘘泣きが無効化されるため、ダイマックスされるとレジエレキでのワンパンが不可能。

にもかかわらず相手のダイアースでこちらのダイマックスレジエレキがワンパンなのでかなり対処が困難だった。

 

ガブリアス

ねらいのまとを渡しても電気を半減してくるじめんタイプ。

もちろんレジエレキではきついが、トゲキッスは優位に立てるのでこちらを通すのを優先して立ち回った。

 

ライチュウアローラガラガラトゲデマルなど

特性のひらいしんはねらいのまとを渡しても無効化不可能。

特にアローラガラガラに関してはレジエレキでは手も足も出ないので、裏での対処が必須となる。

 

 

戦績

瞬間最高レート:1807

Image

 

 

最終レート:1782(748位)

Image

 

最後に

今季は目標だった「レート1800」「最終三桁」を達成できたので嬉しかったです。

変わった道具を取り入れた構築ですが、なにか参考になることがあれば幸いです。

この構築や記事について何かございましたらコメント等で気軽に連絡してください。

長くなりましたが、ここまでお読み頂きありがとうございました。