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【メタモン1on1】参加レポート【レート1503】

お疲れ様です。môfũと申します。

今回は、テツポンド様主催の仲間大会「メタモン1on1」に参加したレポートとなります。

tetspond.hatenablog.com

最終レート1503という結果ではありますが何か参考になるものがあれば幸いです。

 

メタモン1on1とは?

・パーティに登録できるのはメタモン1匹のみ

ダイマックス禁止

・持ち物、PP上げは自由

・シングルバトル ノーマルルールを利用

といった条件下で行われる特殊ルールの対戦となります。

しっかりメタモンや悪足掻きに関わる仕様を理解できているか、そして環境を読み最適な型を連れていけるかが重要、というか全てとなる大会です。

 

前提知識

この大会で戦うために必須となる知識は以下のようなものでした。

・悪足掻きにはタイプ一致補正がかからない

・悪足掻きの反動ダメージは四捨五入で決定されるので、4n+1に調整することで5回打つことが可能

・お互い変身してない場合メタモンに対してメタモンの変身が成功するので、メタモン同士での対面では先に変身を打ったほうが変身される側のステータスをコピーして、変身のPPは強制的に5になる

・メタルパウダー、スピードパウダーは変身してないメタモンが所持している場合にのみ有効なので、この大会では*1役に立たない

 

環境予想

まず、適当に強そうな型をいくつか考えることにしました。

・悪足掻きの火力を上げる鉢巻メタモン

・相手のPPを枯らして悪足掻きさせるヒメリメタモン

・相手が変身を連打してる間に倒し切るチョッキメタモン

・相手の反動ダメージを増やして悪足掻きを打てる回数を減らすゴツメメタモン

・相手に確実に変身させ、Aを下げつつ悪足掻きを打たせて耐え抜く後攻の尻尾メタモン

 

考察を進めるとこの中で、鉢巻とヒメリはこの環境にマッチしていないことがわかりました。

鉢巻メタモンは同速勝負に負けるとAの数値が下がってしまい相手を倒しきれず、そもそもチョッキや尻尾に対しては同速勝負にすらならないので無理。

ヒメリメタモンもこちらが変身してしまうと最大PPが5になってしまい、ヒメリの回復と合わせてもこちらが悪足掻きをする展開になってしまう。

 

絶対に変身しないチョッキメタモンは相手に変身させる目的の尻尾メタモンに有利。

相手に変身させる尻尾メタモンは相手の悪足掻きを受けるゴツメメタモンに有利。

相手の悪足掻きの回数を減らせるゴツメメタモンは火力がギリギリなチョッキメタモンに有利。

といった関係が成り立っており、3すくみが成立していることに辿り着きました。

 

f:id:pokemoffen:20210913222643j:image

 

どのメタモンを使うか?

悩みましたが、突撃チョッキ型を使用することにしました。理由は「チョッキ型はB個体値調整が必要で個体調達が難しいから環境に数が少なそうだから」です。なお

チョッキメタモンには2種類の型が考えられます。

・B個体値をギリギリまで下げて混乱実メタモンに高乱数で勝てるようにする調整

・B個体値を調整してチョッキメタモンミラーに勝てるようにする調整

の2つです。

私は前述の通りチョッキミラーを少なく見積もっていたので前者の型を使用することにしました。

 

使用したメタモン@突撃チョッキ

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性格:寂しがり

努力値:236-252-0-0-0-0(B,S個体値0)

技:へんしん

 

本番で使用したメタモン。受け型のメタモンでも混乱実や食べ残しなどであれば削りきれます。

その代わり、チョッキミラーでは寂しがりB0かつこのメタモン以上のSを持つ相手以外に勝ち目はありません。

 

メタモンに対する勝ち目

対チョッキ:限りなく×に近い△

対後攻の尻尾:◎

ゴツゴツメット:×(2連急所とかを引けば勝てる)

対混乱実、食べ残し:◎

 

大会当日

前半戦。地獄のミラー。

いよいよ大会当日。以下に当たったメタモンと勝敗を記します。

1戦目:チョッキメタモン 負け

2戦目:チョッキメタモン 負け

3戦目:チョッキメタモン 負け

4戦目:尻尾メタモン 勝ち

5戦目:ゴツメメタモン 負け

6戦目:チョッキメタモン 負け

7戦目:チョッキメタモン 負け

8戦目:チョッキメタモン 負け

9戦目:チョッキメタモン 勝ち

10戦目:ゴツメメタモン 負け

11戦目:尻尾メタモン 勝ち

12戦目:チョッキメタモン 勝ち

13戦目:ゴツメメタモン 勝ち(たぶん相手の調整+高乱数のおかげ。超ラッキー)

 

…チョッキ多くない!?

思いっきり環境予想を外していたことを思い知らされました。

一時はレート1400辺りまで落ち、いっそのこと✞最弱のメタモン使い✞を名乗ろうか考えましたが、10戦を超えた辺りで流れが来たので限界まであがく方法を考えました。

 

――そのときmofuに電流走る。

f:id:pokemoffen:20210913230015p:plain💡✨

自分の使ってるメタモンはチョッキ型に弱い。そして、チョッキ型はすぐに悪足掻きを始めるため他の型とは違い全ての対戦がハイスピードで終わる。

つまり、自分の対戦数と当時の時刻を見比べて、チョッキ型のメタモン使用者が25戦消費し終えたくらいの時間に再度潜り始めることで不利なチョッキ型メタモンとのマッチングを減らせるのではないか。

ということでチョッキメタモンが25戦消費し終えると予測した22:00まで主催者様の過去の記事を読んで時間を潰すことにした。

 

 

後半戦。「高レートに当たる=負け」の恐怖

気づけば時間は22:00。そろそろチョッキメタモンが大会を去っている頃だと思い、再度潜りはじめました。

14戦目:尻尾メタモン 勝ち

15戦目:尻尾メタモン 勝ち

16戦目:チョッキメタモン(主催者) 負け

17戦目:尻尾メタモン 勝ち

18戦目:ゴツメメタモン 負け

19戦目:ゴツメメタモン 負け

20戦目:尻尾メタモン 勝ち

21戦目:ゴツメメタモン 負け

22戦目:尻尾メタモン 勝ち

 

作戦成功。見るからにチョッキメタモンとのマッチングを減らすことに成功しました。唯一マッチングしたチョッキメタモンの使用者は大会後半のたいみつを防ぐために前半潜っていなかった主催のテツポンド様だったので完全に作戦がキマったといえます。

ただ、ここでキツかったのがゴツメメタモンとのマッチング。この大会では「ゴツメメタモンを使ってる=序盤でチョッキメタモンに勝ってレートが高い」という法則が成り立っていたので自分より高レートの相手とマッチングしたときは半ば絶望しながら戦っていました。

25戦消費しきれてないのは途中休憩を挟んだために対戦相手が見つからなくなってしまったためです。

 

結果

22戦10勝12敗 最終レート1503

環境を読み違えて負け越すことにはなってしまいましたが、機転を利かせてレート1500を越せたので個人的には満足しています。

負け越したのにレートが増えたのは、

・序盤に連敗してレートが低かったこと

・後半で負けた相手は高レートだったこと

が原因だと考えられます。

 

感想

3すくみから外れた混乱実メタモンにも勝とうと欲張った結果、より環境に合ってないメタモンとなってしまったのは残念です。

ですが、私の1on1の経験はほとんど運で全てが決まる指をふるや角ドリル限定大会だけだったので、初めてのメタゲームで3すくみの存在にまで行き着くことができたのは嬉しいです。

主催のテツポンド様、またルール違反者なし(たぶん)で純粋にこの特殊ルールを楽しむことができたので他の参加者の皆様にも感謝申し上げます。

ありがとうございました!

*1:でも、という方が正しい