【S25ダブル】古代兵器ギガスドガスwith黒バド【最終95位(レート1827)】
S25お疲れ様でした。môfũと申します。
今回は私がシーズン25にて使用して最終95位を達成した構築の記事となります。
S26やGSルールに向けて何か参考になるものがあれば幸いです。
構築経緯
環境に特性依存のポケモンが増えてきたため、ギガスドガス構築を使いたいと思ったところからスタート。
次にこの2体と共に使用する禁伝枠を考えた。レジギガスにダイマを切るため、非ダイマで強いのは必須。
ダイマ枠を切らずに戦える禁伝枠の候補としてが候補に挙がったが、
・カイオーガはスカーフを持たないとSが足りない(守るを搭載できないのがきつい)
・S操作なしでザシアンを抜けた方が都合が良い
と感じたため、黒バドレックスを使うことにした。
ここで残りの3体に迷ったためシリーズ8の時の文献を探してみたところ、VictoryRoad様に掲載されていたこちらの記事を発見した。
この構築に従って残り3体を仮決定した。
(悪)
一部のポケモンの努力値を弄りつつ、全然選出しなかった化身ボルトロスを白バド対策としてヒートロトムに変更して構築が完成した。
(悪)
個別解説
黒バドレックス@のろいのおふだ
性格:おくびょう
努力値:0-0-0-252-4-252
技:アストラルビット、サイコショック、身代わり、守る
この構築の禁伝枠。このポケモンが後発から暴れられる様に場を整えるのが肝要。
素でザシアンより早いのが偉い。
覚悟はしていたがたまに変な悪技で吹き飛ばされる。相手のトルネロスがぶんまわすしてきたときは流石に笑った。
身代わりでウーラオスの不意打ちを透かす動きが強かった。
レジギガス@命の珠
性格:陽気
努力値:0-252-0-0-4-252
技:ギガインパクト、冷凍パンチ、10万馬力、守る
この構築のダイマエース。相手の構築によってはこのポケモンが4タテして勝つこともある。
ただ、この構築で大切なのは「ダイアタックでS操作+削りを行って黒バドの起点作りをする」こと。これに気を付けていないとレジギガスのダイマ終了後に相手に巻き返されることもしばしば。
ノーマル地面の技範囲が強く、ダイアイスで襷削りのできる冷凍パンチと合わせて技構成は多分これで確定。ダイアークとかワイドガードとかを採用してもいいかもしれない。
ダイマ後にマタドガスがいなくなると本当に置物だったが、放置されすぎて10戦に1回くらい調子を取り戻していた。調子を取り戻したところで活躍できるとは限らない
状態異常になるのが辛いので一時期ラムの実を持たせていたが、あまりの火力の低さにすぐに命の珠に戻した。
マタドガス@シュカのみ
性格:臆病
努力値:252-0-0-0-4-252
技:ヘドロ爆弾、挑発、鬼火、守る
この構築の核となるポケモン。こいつが1ターン目で出落ちすると泣きながら降参する。
不利対面を打開するためによく鬼火を打っていたが頻繁に外していた。でも最終日は42戦潜ったのに一回しか外さなかったので偉い。
よく読まれるけど結局初手は守るが安定する。ただ、もちろん場面によっては初手から動いていくのも大事。
ちなみに化学変化ガスでも人馬一体や化けの皮といった特性は無効化できない。ギガスドガスを使う時にはちゃんと化学変化ガスの仕様を調べておこう。(1敗)
一撃ウーラオス@気合の襷
性格:陽気
努力値:0-252-0-0-4-252
技:暗黒強打、インファイト、不意打ち、守る
安定の後発アタッカー。
レジギガスのダイアタックでのS操作をしきれずに相手の場に黒バドより早いポケモンが残っている時、襷の行動保証と先制技でどうにかしたりしなかったりする。
PPを増やすのが面倒だったので見切りではなく守る採用。
ゴリランダー@奇跡の種
性格:意地っ張り
努力値:252-252-0-0-4-0
後発アタッカー兼猫騙し枠。
努力値振りは改善の余地あり。
最終日の選出率がかなり低かったので変更するならこの枠。
ヒートロトム@防塵ゴーグル
性格:控え目
努力値:252-0-0-212-0-44
技:オーバーヒート、10万ボルト、悪巧み、サイドチェンジ
先発で出してダイマすることも後発アタッカーとしても出すこともある。
オボンが欲しくなることが∞回あったが防塵ゴーグルじゃないと白バドバレルのモロバレルがキツくなるので変える勇気は無かった。
卍サイチェン最強卍
選出
・基本選出
先発 後発
@1
9割以上この出し方をする。
主にレジギガスのダイアタックとマタドガスの鬼火、挑発を使って黒バドが暴れられるように場作りをする。
・対白バド
先発@1 後発@2
ヒートロトムを(出来れば悪巧みを積んでから)ダイマックスする。
モロバレルの悩みのタネには注意が必要。(1敗)
不利な相手
・悪戯心追い風
素のSが高いので追い風をギガスドガスの前でも打ってくる。ダイアタックでS操作するパーティなのでかなりやばい。
・ほっぺすりすり
レジギガスが麻痺になるとかなりキツイ。マタドガスの挑発とかがあるのでレジギガスが状態異常になるのを割と切ってるのでいざ麻痺るとやばい。
・ゴーストタイプのサイチェン
隣のポケモンにダイアタックしようとしたときにサイチェンされたら負け。トリルを警戒する必要もあるので辛い。
戦績
S25にて使用して最終順位95位、最終レート1827を達成した。
S25ダブル、最終95位(1827)でした!
— môfũ (@mofu_elfun) 2022年1月1日
シーズン中盤では50位辺りを維持できていたので少し悔しくもありますが初の最終2桁順位なので嬉しいです。
使用構築はギガスドガス+黒バドです。 pic.twitter.com/54frrx0SES
終わりに
ここまでお読み頂きありがとうございました。
今シーズン目標としていた最終2桁順位を達成できたので非常に満足しています。
何か質問があればTwitter(@mofu_elfun)まで。
では。
【メタモン1on1】参加レポート【レート1503】
お疲れ様です。môfũと申します。
今回は、テツポンド様主催の仲間大会「メタモン1on1」に参加したレポートとなります。
最終レート1503という結果ではありますが何か参考になるものがあれば幸いです。
メタモン1on1とは?
・パーティに登録できるのはメタモン1匹のみ
・ダイマックス禁止
・持ち物、PP上げは自由
・シングルバトル ノーマルルールを利用
といった条件下で行われる特殊ルールの対戦となります。
しっかりメタモンや悪足掻きに関わる仕様を理解できているか、そして環境を読み最適な型を連れていけるかが重要、というか全てとなる大会です。
前提知識
この大会で戦うために必須となる知識は以下のようなものでした。
・悪足掻きにはタイプ一致補正がかからない
・悪足掻きの反動ダメージは四捨五入で決定されるので、4n+1に調整することで5回打つことが可能
・お互い変身してない場合メタモンに対してメタモンの変身が成功するので、メタモン同士での対面では先に変身を打ったほうが変身される側のステータスをコピーして、変身のPPは強制的に5になる
・メタルパウダー、スピードパウダーは変身してないメタモンが所持している場合にのみ有効なので、この大会では*1役に立たない
環境予想
まず、適当に強そうな型をいくつか考えることにしました。
・悪足掻きの火力を上げる鉢巻メタモン
・相手のPPを枯らして悪足掻きさせるヒメリメタモン
・相手が変身を連打してる間に倒し切るチョッキメタモン
・相手の反動ダメージを増やして悪足掻きを打てる回数を減らすゴツメメタモン
・相手に確実に変身させ、Aを下げつつ悪足掻きを打たせて耐え抜く後攻の尻尾メタモン
考察を進めるとこの中で、鉢巻とヒメリはこの環境にマッチしていないことがわかりました。
鉢巻メタモンは同速勝負に負けるとAの数値が下がってしまい相手を倒しきれず、そもそもチョッキや尻尾に対しては同速勝負にすらならないので無理。
ヒメリメタモンもこちらが変身してしまうと最大PPが5になってしまい、ヒメリの回復と合わせてもこちらが悪足掻きをする展開になってしまう。
絶対に変身しないチョッキメタモンは相手に変身させる目的の尻尾メタモンに有利。
相手に変身させる尻尾メタモンは相手の悪足掻きを受けるゴツメメタモンに有利。
相手の悪足掻きの回数を減らせるゴツメメタモンは火力がギリギリなチョッキメタモンに有利。
といった関係が成り立っており、3すくみが成立していることに辿り着きました。
どのメタモンを使うか?
悩みましたが、突撃チョッキ型を使用することにしました。理由は「チョッキ型はB個体値調整が必要で個体調達が難しいから環境に数が少なそうだから」です。なお
チョッキメタモンには2種類の型が考えられます。
・B個体値をギリギリまで下げて混乱実メタモンに高乱数で勝てるようにする調整
・B個体値を調整してチョッキメタモンミラーに勝てるようにする調整
の2つです。
私は前述の通りチョッキミラーを少なく見積もっていたので前者の型を使用することにしました。
使用したメタモン@突撃チョッキ
性格:寂しがり
技:へんしん
本番で使用したメタモン。受け型のメタモンでも混乱実や食べ残しなどであれば削りきれます。
その代わり、チョッキミラーでは寂しがりB0かつこのメタモン以上のSを持つ相手以外に勝ち目はありません。
各メタモンに対する勝ち目
対チョッキ:限りなく×に近い△
対後攻の尻尾:◎
対ゴツゴツメット:×(2連急所とかを引けば勝てる)
対混乱実、食べ残し:◎
大会当日
前半戦。地獄のミラー。
いよいよ大会当日。以下に当たったメタモンと勝敗を記します。
1戦目:チョッキメタモン 負け
2戦目:チョッキメタモン 負け
3戦目:チョッキメタモン 負け
4戦目:尻尾メタモン 勝ち
5戦目:ゴツメメタモン 負け
6戦目:チョッキメタモン 負け
7戦目:チョッキメタモン 負け
8戦目:チョッキメタモン 負け
9戦目:チョッキメタモン 勝ち
10戦目:ゴツメメタモン 負け
11戦目:尻尾メタモン 勝ち
12戦目:チョッキメタモン 勝ち
13戦目:ゴツメメタモン 勝ち(たぶん相手の調整+高乱数のおかげ。超ラッキー)
…チョッキ多くない!?
思いっきり環境予想を外していたことを思い知らされました。
一時はレート1400辺りまで落ち、いっそのこと✞最弱のメタモン使い✞を名乗ろうか考えましたが、10戦を超えた辺りで流れが来たので限界まであがく方法を考えました。
――そのときmofuに電流走る。
💡✨
自分の使ってるメタモンはチョッキ型に弱い。そして、チョッキ型はすぐに悪足掻きを始めるため他の型とは違い全ての対戦がハイスピードで終わる。
つまり、自分の対戦数と当時の時刻を見比べて、チョッキ型のメタモン使用者が25戦消費し終えたくらいの時間に再度潜り始めることで不利なチョッキ型メタモンとのマッチングを減らせるのではないか。
ということでチョッキメタモンが25戦消費し終えると予測した22:00まで主催者様の過去の記事を読んで時間を潰すことにした。
後半戦。「高レートに当たる=負け」の恐怖
気づけば時間は22:00。そろそろチョッキメタモンが大会を去っている頃だと思い、再度潜りはじめました。
14戦目:尻尾メタモン 勝ち
15戦目:尻尾メタモン 勝ち
16戦目:チョッキメタモン(主催者) 負け
17戦目:尻尾メタモン 勝ち
18戦目:ゴツメメタモン 負け
19戦目:ゴツメメタモン 負け
20戦目:尻尾メタモン 勝ち
21戦目:ゴツメメタモン 負け
22戦目:尻尾メタモン 勝ち
作戦成功。見るからにチョッキメタモンとのマッチングを減らすことに成功しました。唯一マッチングしたチョッキメタモンの使用者は大会後半のたいみつを防ぐために前半潜っていなかった主催のテツポンド様だったので完全に作戦がキマったといえます。
ただ、ここでキツかったのがゴツメメタモンとのマッチング。この大会では「ゴツメメタモンを使ってる=序盤でチョッキメタモンに勝ってレートが高い」という法則が成り立っていたので自分より高レートの相手とマッチングしたときは半ば絶望しながら戦っていました。
25戦消費しきれてないのは途中休憩を挟んだために対戦相手が見つからなくなってしまったためです。
結果
22戦10勝12敗 最終レート1503
負け越したけどレート1500は超えました!
— môfũ (@mofu_elfun) 2021年9月13日
もう少しで記事上がります
#メタモン1on1 pic.twitter.com/qzcLwdZ1PE
環境を読み違えて負け越すことにはなってしまいましたが、機転を利かせてレート1500を越せたので個人的には満足しています。
負け越したのにレートが増えたのは、
・序盤に連敗してレートが低かったこと
・後半で負けた相手は高レートだったこと
が原因だと考えられます。
感想
3すくみから外れた混乱実メタモンにも勝とうと欲張った結果、より環境に合ってないメタモンとなってしまったのは残念です。
ですが、私の1on1の経験はほとんど運で全てが決まる指をふるや角ドリル限定大会だけだったので、初めてのメタゲームで3すくみの存在にまで行き着くことができたのは嬉しいです。
主催のテツポンド様、またルール違反者なし(たぶん)で純粋にこの特殊ルールを楽しむことができたので他の参加者の皆様にも感謝申し上げます。
ありがとうございました!
*1:でも、という方が正しい
【S21ダブル】運命のウルガゼルネ【最終114位(レート1906)】
Q:なんでトレーナーがフラダリなの?
A:ちょっとだけウルガモスに似てるから
お疲れさまです。môfũと申します。
今回は私がシーズン21にて使用して、初めてレート1900超えを達成できた構築の記事となります。
これから2ヶ月続くダイマ禁止禁伝ルールで戦う上で何か参考になるものがあれば幸いです。
構築経緯
まず、新たなルールで戦う上で使いたいポケモンを1体決め、そこから構築を考えることにした。
ダイマ禁止ルールになったことで今までとは違ったポケモンたちが活躍できるようになったが、そんな中で私が使いたいと思ったのは、蝶舞ウルガモスだった。
蝶舞ウルガモスは特性の炎の体と蝶の舞のDアップにより、積むことができれば物理にも特殊にも強いのが特徴。
また、炎・虫タイプの耐性によって一般枠でありながらザシアンにかなり有利なのも気に入っていたので、このポケモンを始点としてパーティを組むことにした。*1
次に決めたのは禁伝枠。ウルガモスのザシアンに強い点を生かしてこの枠はザシアンに弱めのポケモンも採用できる。
ムゲンダイナ、ホワイトキュレム、ジガルデといった禁伝枠を色々試したが、やはりザシアンに弱くていいなら禁伝枠はゼルネアス一択だった。
その後、とりあえず当時公開されていたレンタルパーティや海外の大会で結果を残した並びを見て、強そうなポケモンで6体揃えた。
この6体では相手の炎タイプ、特にエンテイがどうしようもなかったので、環境にいるほとんどの炎タイプ*2の上から高火力で弱点をつける化身ランドロスを採用。
私が使っていたゼルネアスは耐久にがっつり振った型のためレジエレキはあまり噛み合っていないように感じたので、同じくカイオーガに強く、耐久が高く怒りの粉でジオコンのサポートもできるモロバレルを採用。
この6体では高火力でゼルネアスの弱点を突いてくるウツロイドがかなり重かったので、上から吹きとばせて対炎タイプでも強いスカーフ水ラオスを採用。
(
)
もちろんこれ以外にも沢山のポケモンを試しており、かなり構築制作で試行錯誤しましたが、大体こんな流れでした。
エルフーンについて
かわいい
エルフーン@襷
臆病CS
技:エナジーボール、追い風、アンコール、守る
じつはこの構築で、一時期モロバレルの代わりにエルフーンを入れていた。
この構築は並びを見たらわかるように対水タイプで抜群をほとんど突けず、それが難点だと感じ、
「水タイプに一致で抜群を突け、ゼルネアスミラーに強く、ついでにS操作までできる最強ポケモン」
として候補に浮上し、運命を感じて採用した。
ただ実際に使ってみると、C種族値77のエナジーボールは打点としては微妙であり、ゼルネアスミラーは元から言うほどキツくなく、レジエレキの解雇理由と同じくS操作はこのパーティにあまり要らない、と採用理由が次々と崩れたので数戦で解雇となってしまった。
ただ、エルフーンのおかげでモロバレルの草結び採用に至ることが出来たので非常に感謝している。
ありがとうエルフーン!!
ちなみに、エルフーンをモロバレルの代わりに採用したので本気でエルフーンにこの指とまれか怒りの粉が欲しくなっていた。ブログタイトル回収()
個別解説
とある事情で一部のポケモンの解説が非常にフワフワした内容になっていますがご了承下さい。*3
ゼルネアス@パワフルハーブ
性格:控え目
努力値:252-0-100-148-4-4
技:ムーンフォース、マジカルシャイン、ジオコントロール、守る
鹿。ガチの最強ポケモン。強すぎて個別解説に書く内容が浮かばない。
威嚇を入れたザシアンの巨獣斬を最高乱数切りで耐えるように努力値を振っている。このパーティでこの調整自体が活きることは少ないが、がっつり耐久に振ったおかげで拾える試合が沢山あった。
ウルガモス@ウイのみ
性格:控え目
努力値:236-0-148-4-4-116
技:炎の舞、蝶の舞、怒りの粉、守る
この構築の出発点。ゼルネアスをサポートしたり自らザシアンを殴ったりする。
努力値は、蝶の舞一回で最速ザシアン抜きまでSに振り、残りで物理耐久を高めた。
蝶の舞と怒りの粉が同じ虫タイプなのに技配置が隣接してしまっているので何度か選び間違えてしまったのでこの並びは絶対に変えたほうが良い。
持ち物は諸説有り
ガオガエン@防塵ゴーグル
性格:慎重
努力値:236-4-4-0-172-92
ダブルバトルで一家に一台ガオガエン。威嚇猫騙しと捨て台詞のサイクルが強すぎる。
悪技には地獄突きを採用したが、これはバークアウト、吠える、滅びの歌といったゼルネアスの天敵を封じるため。特に吠えるを止められると非常に楽しい。
持ち物の防塵ゴーグルはゼルネアスからの打点が乏しいモロバレル対策。直接的に役に立つ*4機会こそ少なかったが、これがあるだけで対モロバレルの安心感が大違いだった。
モロバレル@バコウの実
性格:生意気
努力値:212-0-60-0-236-0
技:草結び、花粉団子、キノコの胞子、怒りの粉
トリル、カイオーガ対策のキノコ🍄
今回は特殊耐久にがっつり振った個体を採用した(フィールド補正のない珠黒バドのワイドフォース確定耐え、控え目珠トルネロスの暴風+控え目神秘の雫カイオーガの潮吹き確定耐え)が、物理耐久が心もとないと感じることがかなりあったので努力値振りは諸説有り。
前述の通りこの枠は一時期エルフーンだったが、そのことによって対水タイプの打点はやはり必要であることを実感できたので草結びを採用。ツンデツンデの身代わりを割れたりもして非常に便利だった。
ウーラオス(連撃)@拘りスカーフ
性格:陽気
努力値:0-252-4-0-0-252
この構築最後のピース。きついウツロイドあたりを上から処理する。
連撃ウーラオスのスカーフ採用率が上がってきたとはいえスカーフを読まれない場面も多く、意表を突けて強かった。
なぜか余りの4が防御に振られてるが、たぶん特防のほうがいいと思う。
ランドロス(化身)@命の珠
性格:無邪気
努力値:0-0-28-228-0-252
技:大地の力、ヘドロ爆弾、岩雪崩、守る
この構築で2番目に強いアタッカー。命の珠力尽くの仕様(?)のお陰で珠ダメを無視して高火力を出せるのがズルい。
攻撃技は基本の2つ(大地、ヘド爆)の他に岩雪崩を採用して両刀にした。岩雪崩は採用意図はほとんどウルガモスピンポイント対策だったが、使ってみると思ったより火力が出るので単純に全体の削りとしても使えた。なお外し
身代わりが欲しくなる場面が50000回くらいあったが、どの技も外せないのでしょうがない。
選出
選出についてだが、いつもとは違い今回はほぼ毎回アドリブで選出を決めていたので基本選出のようなものは存在しない。
ただ、
・基本は全力でゼルネアスを通す
・対ザシアンでは、水ラオスや化身ランドロスなどウルガモスできつい相手をゼルネアスで処理するようにする
・対カイオーガでは、基本的に初手に水ラオスを投げてカイオーガかトルネロスを削るようにする
といったことは意識していた。
戦績
シーズン21にてシーズン中盤あたりから使用。
最終日の朝に構築が今の形となり、279位から6連勝して87位(瞬間)まで上がり、レート1906、最終114位を達成した。
HOME更新きた。1900載っててよかった〜 pic.twitter.com/lnHaAJICTv
— môfũ (@mofu_elfun) 2021年8月31日
最終順位判明したので改めて…
— môfũ (@mofu_elfun) 2021年9月1日
S21ダブル、最終順位114位(1906)でした!
やっぱりゼルネアスは強かった pic.twitter.com/ryiHKqv3qZ
おわりに
ここまでお読み頂きありがとうございました。
このシーズンでポケモン対戦を始めて以降初めてのレート1900を達成、かつ序盤元気を除くと初めて順位2桁に載ることができたので非常に満足しています。
ダイマ禁止ルールはまだ始まったばかりですが、今までとは違った感じでとても楽しいのでリアルに支障がでない範囲で楽しみたいですね。
では。ノシ
Twitter(@mofu_elfun)
【S17ダブル】初代御三家全員入れてみた【最終172位】
シーズン17お疲れさまでした。môfũと申します。
今回は、私がシーズン17にて使用して最終172位(レート1810)を記録した構築の記事となります。
シーズン18以降からは禁伝1体ルールではなくなりますが、何か参考になるものがあれば幸いです。
構築経緯
私はシーズン17の中頃、というか29日まで別の構築を使用していた。
↓使ってた構築
https://pokepast.es/d9840b7068e6757
この構築は禁伝枠にホワイトキュレムを使用した構築で、4/27にはレート1800を達成した。
1800いってた pic.twitter.com/b4vKyo8qPi
— môfũ (@mofu_elfun) 2021年4月28日
しかし、4/29になって急にやや重いザシアン構築、そしてかなり重い初手ダイマポリ2構築によく当たるようになり、このままこの構築で戦うのは厳しいと判断し、最終日には別の構築を使うことを決めた。
だが、エルフーン入りでそこそこ強く、私が使い慣れていて、かつ余り頭を使わずに勝てる*1、そんな都合のいい構築があるわけ…
あった。
前シーズンでは環境の変化についていけなかった構築だが、当時からまた環境は変わっているのでなんとかなる!! …はず。
ということでシーズン16で使用した定数ザシアン構築を改めて組み直すことに決めた。
個別解説
いつもパーティ内の性別を統一するようにしてるんだけど今回は時間が足りなかった…
エルフーン@きあいのタスキ
特性:いたずらごころ
性格:おくびょう
努力値:0-0-0-252-4-252
技:ムーンフォース、おいかぜ、てだすけ、ちょうはつ
相棒枠。このポケモンの勇姿を見るためにダブルバトルをやっている。
追い風、手助けで隣のキョダイマックスポケモンを動かしていく。
前回は守るで採用していた技枠を今回は挑発に変更している。守るが欲しい場面も結構あったので一長一短だが、相手のこの指要因に打ち込んだり、余裕がある時は相手のザシアンに撃って守るや身代わりを防ぐのに使えて便利だった。
ザシアン@くちたけん
特性:ふとうのけん
性格:ようき
努力値:0-252-0-0-4-252
技:きょじゅうざん、せいなるつるぎ、みがわり、まもる
本構築最強のエース。
前回と全く同じ個体を採用。
鉄壁ボディプレでザシアンをメタってくる相手に当たることが減っていたので威力重視でインファイトを採用したほうが良かったかも。
ウーラオス(一撃)@こだわりハチマキ
特性:ふかしのこぶし
性格:ようき
努力値:0-252-0-0-4-252
技:あんこくきょうだ、インファイト、ふいうち、どくづき
何の変哲もない鉢巻ウーラオス。
前回と全く同じ個体を採用。
このポケモン、守る無視のおかげで守るで追い風ターンを枯らしてくる相手を破壊できて追い風構築と相性がいいので毎回私の構築に入ってくる。
フシギバナ(キョダイ)@バコウのみ
特性:しんりょく
性格:おくびょう
努力値:44-0-0-252-0-212
技:リーフストーム、ヘドロばくだん、だいちのちから、ねむりごな
(S×2時最速レジエレキ抜き)
今回のダイマエースその1。キョダイベンタツのスリップダメージで後続の非ダイマエースをサポートする。
前回と全く同じ個体を採用…と言いたいところだが間違って特性新緑の個体を採用してしまったことが発覚した。まあこれが原因で負けることは無かったのでセーフ()
主に対カイオーガ構築に選出した。
最終日にはチキって眠り粉を撃てなかったので眠り粉の枠は守るのほうが良い。
リザードン(キョダイ)@ラムのみ
特性:サンパワー
性格:おくびょう
努力値:0-0-0-252-4-252
技:ブラストバーン、ぼうふう、げんしのちから、まもる
今回のダイマエースその2。キョダイゴクエンのスリップダメージで後続の非ダイマエースをサポートする。
ダイマックス前提なのでタイプ一致技は威力重視でこの2つ。またサブウェポンには相手のリザードンに打つために原始の力を採用。
また、電磁波やほっぺすりすりで動きを阻害されるのが嫌だったのでラムのみを持たせた。
前回の記事を読み直していると、「バナコーポリ2ザシアンがかなりキツイ」との記述があったので対策枠を考えた結果、サンパワーリザードンで破壊すれば良いという結論に至ったため採用。(脳筋)
決してカントー御三家の最終進化系を揃えたくて採用したわけではない。いやマジで。
カメックス(キョダイ)@ソクノのみ
特性:げきりゅう
性格:ひかえめ
努力値:148-0-0-252-0-108
技:しおふき、ねっとう、ふぶき、てだすけ
(追い風時に最速黒バドレックス抜き)
今回のダイマックスエースその3。キョダイホウマツで後続の非ダイマエースをサポートする。
前回と全く同じ個体を採用。
ダイマが切れて且つHPが削れてて潮吹きが撃てないときでも手助けのおかげで腐らないのが非常に偉かった。
選出
基本選出
後発ウーラオス+ザシアン
基本選出。9割方この形で戦っていた。
初手の2体では残数を削ることよりも追い風とキョダイ技を残すことに注力して、後発の2体で暴れることを意識する。
ダイマックスエースの選出率はカメックス>リザードン>フシギバナ。
対トリパ
この構築では相手のトリル展開を防ぐのは難しいので、兎に角トリルターンを枯らすことに専念する。
初ターンにザシアンが身代わりを残すことができればかなり楽に試合を進められる。
戦績
シリーズ17の最終盤、4/29から使用。
1000位台から使い始め、最終順位172位、最終レート1810を達成。
S17、最終172位(1810)でした!! pic.twitter.com/GaqgHv9nwj
— môfũ (@mofu_elfun) 2021年5月1日
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
恐らく今シーズン以降はガチでポケモン対戦に取組むことができなくなってしまうのでそこそこの結果を残すことができて良かったです。というか最終日の夜から30戦近く潜り続けるのはもうやりたくない
そういえば、最後の戦いが対ホワイトキュレム構築で運命を感じました。
禁伝環境最後の一撃
おわり
*1:4桁順位まで落ちていたので勝ち上がるために結構対戦数が必要だった
【S16ダブル】定数ザシアン偽装定数ザシアン【最高1819】【最終爆死】
シーズン16お疲れさまでした。môfũと申します。
今回は、私がS16にて使用して最高1819(当時186位)まで到達した構築の記事となります。
最終順位での結果は残すことができませんでしたが、相棒のエルフーンとともに色々と模索して最高順位では結果を出すことができたので満足しています。
これを読んだ皆様に何か参考になるものがあれば幸いです。
構築経緯
私はシーズン15では様々な禁伝を使って遊んでいたが、シーズン16で自信作だった背水デコイベルタルが大失敗に終わったことを機に、先人の知恵(シーズン15の構築記事)を参考にして真剣に構築を考えることにした。
シーズン15の構築記事のうちエルフーン入りのものをピックアップして読んでいたところ、「初手ダイマからキョダイカメックスのキョダイホウマツを撒き、定数ダメージとザシアンの火力で詰める構築」を発見。これは自分の好きなプレイスタイルとマッチしていると感じこの構築を基に組むことを決めた。
個別解説
この配置にすることでウーラオスの型を誤認させる効果があったかもしれない
エルフーン@きあいのタスキ
特性:いたずらごころ
性格:おくびょう
努力値:0-0-0-252-4-252
技:ムーンフォース、おいかぜ、てだすけ、まもる
いつもの相棒枠。かわいい。
追い風、手助けで隣のキョダイマックスポケモンを動かしていく。
今回、技枠の1つを守るに割いている。エルフーンはかなり技枠がキツキツなポケモンなので苦渋の選択だが、禁伝環境は普段以上に猫騙しが飛び交っている環境なので確実にエルフーンに仕事をさせるためにはかなり優先度が高いと思っている。
また、1ウェポンはムーンフォースで採用。私はエルフーンの1ウェポンはマジカルシャイン派なのだが、今回の構築ではキョダイマックス技の効果で襷やミリ残しした相手のHPがガンガン削れるため火力を重視した。
カメックス(キョダイ)@ソクノのみ
特性:げきりゅう
性格:ひかえめ
努力値:148-0-0-252-0-108
技:しおふき、ねっとう、ふぶき、てだすけ
(追い風時に最速黒バドレックス抜き)
今回のダイマックスエースその1。
水単タイプという優秀な耐性と超強力なキョダイマックス技を併せ持つポケモン。
技はダイマックス中のウェポンの潮吹き、非ダイマ時用の熱湯、ダイアイスとして打つと天候を張り替えられるふぶき、そして後続のエースの火力増強の手助け。
実はこの調整と技は参考にした構築のものと完全に同じなのだが、非常に使い心地が良かったため変更されていない。(技は変更の余地が無いという説もある)
フシギバナ(キョダイ)@バコウのみ
特性:ようりょくそ
性格:おくびょう
努力値:44-0-0-252-0-212
技:リーフストーム、ヘドロばくだん、だいちのちから、ねむりごな
(S×2時最速レジエレキ抜き)
今回のダイマエースその2。
カメックス一体に構築のダイマエースを一任するのは些か心細かったので採用。主に対カイオーガ構築で選出する。
カメックスと同じくエルフーンと初手で並べてキョダイベンタツを撒くのが仕事。
眠り粉がいざというときに当たるように善行を積んでおきましょう。
ザシアン@くちたけん
特性:ふとうのけん
性格:ようき
努力値:0-252-0-0-4-252
技:きょじゅうざん、せいなるつるぎ、みがわり、まもる
本構築最強のエース。
言うまでもないことだが専用技の巨獣斬が強力。耐久が並程度の鋼半減ポケモンは手助け+巨獣斬で吹き飛ぶ。化け物。
また、今回のザシアンには身代わりを採用。平時でもうまく残せると鬼火などの厄介な補助技や威嚇をカットできたり行動保証を得られる上、対トリパでの時間稼ぎにも使えて非常に便利だった。
ウーラオス(一撃)@きあいのハチマキ
特性:ふかしのこぶし
性格:ようき
努力値:0-252-0-0-4-252
技:あんこくきょうだ、インファイト、ふいうち、どくづき
何の変哲もない鉢巻ウーラオス。
手軽に壁貫通高火力が出せるのが本当に偉いポケモン。
記事を書いていて思ったのだが、この構築では命の珠を使っていないので珠を持たせたほうが良かったかもしれない。
セキタンザン@たべのこし
特性:もらいび
性格:のんき
技:ボディプレス、てっぺき、おにび、まもる
いつの間にか構築に採用されていた謎ポケモン。
一応、
白バドレックスのトリパがキツいので対策を考える
↓
トリル下で白バドレックスの上からキョダイマックス技が撃てたら強そう
↓
シュカのみ持ち冷静HC貰い火キョダイセキタンザンが誕生。すでに構築に採用されていたウーラオスとカメックスでセキタンザン軸構築の偽装が完成。
↓
あまりにも役割が狭すぎたので、白バドに対抗できる別の型を考える
↓
鉄壁ボディプレができることに気づき、採用。今に至る
という流れがある。
同じ役割はナットレイやドータクンでもでき、そちらの方が耐性を鑑みるとかなり強力だが、一度完成してしまった偽装を崩すのはかなり勇気が要ることであり、結局最後まで構築の一番上に居座っていた。
選出
基本選出
後発ウーラオス+ザシアン
基本選出。99%この形で戦っていた。
初手の2体では残数を削ることよりも追い風とキョダイ技を撒くことに注力して、後発の2体で暴れることを意識する。
対白バドレックス入りトリパ
初手セキタンザン+ザシアン
後発@2
セキタンザンの見せ場。ザシアンの身代わりと合わせてトリルを枯らしていく選出。
セキタンザンで場を荒らすのは楽しかったが、そもそも白バド入りトリパにあまり当たらなかったのであまりこの選出は行わなかった。
戦績
シーズン16の終盤(3/27)にレート1819を達成。
だが、最終日付近にかなりキツイザシアン入りバナコーポリ2によく当たるようになり、勝率がガタ落ちして最終順位は5000位くらいになってしまった。
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回の構築で得た教訓は、「環境の変化に勝率が大きく左右される構築を握っているときは、勝てるうちにたくさん潜るべき」といったところでしょうか。
あと下手にパーティを偽装に寄せるとパーティ変更の心理的ハードルが上がるので気を付けましょう。
この構築について何か質問などございましたらコメント等でご気軽に連絡してください。
おわり
【反省会】背水のデコイベルタル
※画像はイメージです。実際のバトルの光景とは大きく異なる場合があります。
皆様お疲れ様です。môfũと申します。
今回は*1、私がシーズン16にて使用していた失敗構築の反省会となります。
以前のくっつきバリヌケニン以上に弱い構築となってしまいましたが、読んだ方々に何か少しでも参考になるものがあれば幸いです。
やりたかったこと
まず、初手でレパルダスとタイレーツを並べる。
相手は当然「はいすいのじん」という強力な積み技を持つタイレーツを狙って攻撃するはずなので、気合の襷を持つレパルダスがこのターンで倒されることはない。
そこで、タイレーツが背水の陣媒体のダイウォールを放ち、さらにその直後にレパルダスが「まねっこ」をしてABCDS1段階上昇レパルダスが誕生する。
次のターン、レパルダスは特性悪戯心によって先制で「バトンタッチ」をして能力上昇をイベルタルに引き継ぐ。
そして、相手が全能力上昇イベルタルに怯えながらも取り敢えずダイマックス中のタイレーツに攻撃すると、タイレーツの脱出ボタンが発動。そして裏からマホイップが降臨。
次のターンから全能力上昇イベルタルと、拘りスカーフの効果で上からイベルタルをデコレーションするマホイップで一気に制圧する。強い!!!
結果
弱かった。
個体紹介
レパルダス@気合の襷
性格:陽気
特性:悪戯心
努力値:0-252-0-0-4-252
技:まねっこ、バトンタッチ、うそなき、守る
この構築の中核を担うポケモン。全能力上昇をイベルタルにバトンする。
攻撃技が無いのにAに252振られているのは猫騙しを採用していた名残。
真似っ子で味方のイベルタルのデスウィングをコピーして撃つことが何度かあったので臆病CSの方がいいです。(ガバ)
うそなきは全然使う機会がなかったので猫騙しやバークアウトの方がいいかも。
コンボを行う前に襷が潰れるとその時点で負けが確定するので相手が猫騙しを撃ってきそうな時はタイレーツとの両守るで1ターン凌ぐために守るを搭載した。
タイレーツ@脱出ボタン
性格:陽気
特性:負けん気
努力値:0-252-0-0-4-252
技:インファイト、出会い頭、地獄突き、背水の陣
レパルダスに背水の陣をコピーさせるポケモン。毎試合ダイマックスしてかつ迅速な退場を目指す。
毎試合ダイマックスを切っているのに10試合で1~2匹しか倒していない。
相手の威嚇などで負けん気が発動する機会が何度かあり、レパルダスからヘイトを逸らす役割を担っていたかもしれない。
技は採用意図の背水の陣とタイプ一致のインファイトの他に、ダイマックス技として撃ったときにデバフ技として便利そうな出会い頭(ダイワーム)、地獄突き(ダイアーク)を採用。出会い頭は脱出ボタンで退場したあとの先制技としても重宝した。
あと、ダイマックスした時の画面の圧がすごい。めっちゃ画面を占領してくる。
イベルタル@食べ残し
性格:控えめ
特性:ダークオーラ
努力値:204-0-0-252-0-52
技:悪の波動、デスウイング、ふいうち、守る
この構築最大のエース。というかまともに殴れるポケモンがこいつしかいない。
スカーフ最速マホイップに1抜かれるようにSに振り*2、Cにぶっぱし、残りをHに振っている。一見雑な振り方だがBとDに補正がかかることを考慮すると理に適っている…はず…*3
高倍率のHPドレイン効果のある専用技のデスウイング*4のおかげで高速回復技を採用せずともコンボ成功時にはかなり高いゾンビ性能を誇っている。
マホイップ@拘りスカーフ
性格:臆病
特性:スイートベール
技:デコレーション、てだすけ、マジカルシャイン、マジカルフレイム
全能力上昇したイベルタルをさらなる高みへと連れて行くポケモン。
デコレーション以外の技は結構適当に決めたが、デコレーション以外の技を撃つことは一度たりともなかったので特に困ったことはなかった。
ーーーー後の二体は選出した試合で1度も勝利していないので説明は軽めですーーーー
キュワワー@オボンのみ
性格:図太い
特性:ヒーリングシフト
努力値:252-0-252-0-4-0
技:ドレインキッス、フラワーヒール、サイドチェンジ、守る
イベルタルの回復が間に合わなそうなときに選出した。
ヤミラミ@気合の鉢巻
性格:図太い
特性:悪戯心
努力値:252-0-252-0-4-0
技:イカサマ、鬼火、手助け、サイドチェンジ
イベルタルではきつそうな禁伝(ザシアン、ゼクロム、白バドレックス)を上から鬼火で焼くために採用。
持ち物は発動したら面白そうだったので気合の鉢巻を採用した。メンタルハーブでいい。
何が弱かったか?
- 相手に一部の優先度+1~4の技を撃たれただけでコンボが瓦解する点
「ダイウォール+まねっこ」のコンボの弱点。タイレーツより遅いポケモンの優先度+4の技(主にまもる)、全ての優先度+2の技(サイドチェンジ、この指とまれなど)、レパルダスよりも速い優先度+1の技を撃たれるとコンボが成立しなくなってしまう。
特にトルネロスやエルフーン辺りがキツかった。あのエルフーンってポケモン、可愛いし強いし最強なのでは?
↑の問題点の比じゃない反省点がこれ。このコンボ(背水バトン)のウリは「火力と耐久と素早さを同時に強化できる」ことだが、全能力1段階上昇をバトンするためそれぞれの倍率は1.5倍となっている。
それ、ダイマックスでよくない?
火力面は、このコンボでは1.5倍。対してダイマックスの場合、ダイマックス技の方が威力が高い関係で1.625倍(悪の波動、デスウィングの威力80→ダイマックス技の威力130)である。
耐久面も、このコンボでは1.5倍。対してダイマックスの場合、ダイマックス飴を食べさせ忘れない限り*6、2倍となる。この構築のイベルタルは耐久にある程度努力値を回しているが、それでもダイマックスによる能力上昇には遠く及ばない。
素早さ面にはすぐに補正はかからない(ダイジェットを撃てば直ぐに1.5倍の補正がかかるが)、デスウイングによる「殴りながら回復」ができないという欠点はあるものの、果たしてそれにはイベルタルの他に味方2体をサポートに特化させた上でダイマックス権を投げ捨てるだけの価値があるだろうか。
他にも、
- めっちゃタイレーツが放置される
- 非ダイマポケモンが軸の構築なのになぜかダイマックスを切るポケモンがデフォルトで脱出ボタンを持っているせいで、本来1回限りであり、主にダイマックスポケモンに対して行う脱出トリックという戦術が非ダイマエースのイベルタルに刺さりやすくなる
- 軸の4体以外のポケモンの型が結構雑
- まともに殴れるポケモンがイベルタルしかいない
といった問題はあったが、このパーティ全体で行ったギミックが「ダイマックス」に劣っているという事態と比べればかなりマシである。
戦績
シーズン16のハイパーボール級から使用。
10戦行い、1勝9敗。
←before after→ pic.twitter.com/4anMAP7QXe
— môfũ (@mofu_elfun) 2021年3月7日
終わりに
いかがだったでしょうか?
今回は失敗に終わったギミックパーティの反省会を行いました。
これを読んでいる皆様はくれぐれも「ダイマックス」という一手*7にすら劣るギミックを生み出してしまわないように気をつけるようにしましょう(戒め)。
とはいえ、マホイップのデコレーションを上手く入れる事ができれば非常に爽快に試合を展開できることもありました。
やはりギミックパーティを考えるのは非常に楽しいですね。
この構築について何か質問などあれば気軽に連絡してください。
長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました!!
↓唯一の勝ち試合の様子。楽しかった(こなみ)
穏やかDSくっつきバリヌケニン反省会
mofuと申します。
今回は私がここ数日考察していた変な型のヌケニン入りのパーティの構築記事となります。
結果は振るわず反省会という形での記事公開となりますが、興味のある方は是非ご覧下さい。
やりたかったこと
相手がヌケニンという特殊なポケモンの存在に混乱している隙に、ヌケニンの影打ちでソルガレオの弱点保険を発動!
ソルガレオはダイスチルで相手を一体倒し、Bアップによって残り一体の攻撃を余裕で受け止める。
相手がヌケニンがソルガレオの弱保発動役と知り、油断した瞬間にヌケニンのくっつきバリが発動、ヌケニンは瀕死。
そしてヌケニンの裏からカプ・レヒレが悠々と降臨、ソルガレオのダイスチルと自身の瞑想で要塞化する。
構築経緯
筆者はランクバトルがシリーズ8になるにあたって「弱保蒸気機関セキタンザンで暴れた後ゼルネアスで掃除する」という構築をメインで使用していた。
その構築では1000~3000位くらいを彷徨えるくらいの戦績を出せたのですが、火力の低い弱保起動要因が場に居座ってしまうのが気になった。
そこで、アタッカーの弱保を発動したあとにすぐに退場できる弱保起動要因がいれば強いのではないかと考えた結果産み出されて"しまった"のが、✝︎くっつきバリヌケニン✝︎である。
ヌケニンにくっつきバリを持たせることで、1ターン目の終わりに倒れることで自主退場が可能となる。
ヌケニン自身も影打ちを覚えるので弱保起動性能が十分あり、ついでに猫騙しが効かない。
これぞ天才の発想。勝ったな!w と1人で勝手に盛り上がり、実際に構築を作り始めた。
↓
弱保を発動させるエースには、ゴースト弱点の禁伝枠であり、後続のポケモン達にダイスチル/ダイアースでバフを掛けられるソルガレオを選択した。
その他のポケモンも順調に決まり、ブラッシュアップをしつつ潜り始めた。
構築紹介
ヌケニン@くっつきバリ
性格:穏やか
特性:不思議な守り
技:影打ち、シャドーボール、鬼火、サイドチェンジ
この構築の出発点。味方のソルガレオを殴ったあとすぐに退場できる。
この記事のタイトルにもなっている努力値振りだが、これはソルガレオと並べた時に相手のダウンロードでAが上昇するようにする為。
味方を殴る以外に仕事がないため、なんなら無振りでも構わないのだが一応このような調整を施した。
実は持ち物は黒いヘドロの方がいい*1が、「くっつきバリヌケニン」という語感の良さを重視してくっつきバリを持たせた。
ソルガレオ@弱点保険
性格:陽気
特性:メタルプロテクト
努力値:4-252-0-0-0-252
蝉の抜け殻に殴られただけで保険金を請求する極悪ポケモン。
ヌケニンが落ちたあとに出てくるカプ・レヒレにダイスチルのバフを入れる動きが非常に強かった。
最速ウーラオスと同速なのが結構辛い。
カプ・レヒレ@食べ残し
性格:控えめ
特性:ミストフィールド
努力値:252-0-4-252-0-0
技:濁流、ムーンフォース、瞑想、守る
詰め役兼状態異常対策枠。
このパーティでは何故か1ターン目で確実に味方が一体減るので複数の役割がこなせるのはGood。
ウツロイド@パワフルハーブ
性格:臆病
特性:ビーストブースト
努力値:4-0-0-252-0-252
技:メテオビーム、ヘドロ爆弾、トリックルーム、守る
元々この枠にはポリゴン2を採用していたが、火力不足が深刻だったためにトリルが使える高火力ポケモンとしてこちらに変更した。
1番最後に採用したため、あまり語ることがない…
ゴリランダー@おはなのおこう
性格:意地っ張り
特性:グラスメイカー
努力値:252-252-0-0-4-0
高火力先制技でぶん殴る役割と猫騙しを同時にこなせるのは本当に強い。
ゴリランダーは守るの採用率が低いこともあり、不意の守るで相手の攻撃をいなして勝てる試合があった。
ボルトロス@突撃チョッキ
性格:陽気
特性:負けん気
努力値:4-252-0-0-0-252
技:ワイルドボルト、空を飛ぶ、馬鹿力、噛み砕く
主にソルガレオが出せないときの裏選出として採用。
突撃チョッキを持たせることでイベルタルや黒バドレックスに強く出ることができる。
構築解散までの経緯
ランクマで潜っていると、カプ・レヒレのミストメイカーがあるにも関わらず状態異常がキツいことに気づく。
その理由は、基本選出通りに戦った場合にヌケニンの退場に1ターン丸々かかってしまうため、ソルガレオは1ターン目には状態異常耐性がつけられない為である。
その為相手が1ターン目に状態異常を掛けてくるのを嫌う場合には初手にヌケニンをカプ・レヒレに交代する、というプレイングをするのだが、その場合はソルガレオの弱保の発動が一気に困難になってしまう。*2
その為、火傷でエースの展開が阻害されることを防ぐために思い切ってエースとなる禁伝を変更することにした。
火傷で展開が阻害されない特殊エースであり、且つある程度の素早さがある、という条件に当てはまったのは黒バドレックスだった。
だが、ここで構築は行き詰まった。
何故なら、黒バドレックスが禁伝にしては耐久が低い上にゴースト4倍弱点のため、非ダイマ状態ではヌケニンの影打ちで半分削れてしまううえに、弱保発動状態(C×2)よりも、ランクバトルでも見られる眼鏡手助け状態(C×2.25)のほうが火力が高いからである。
↑ヌケニンの影打ちで半分削れる黒バドレックス。この後ガラルファイヤーにめっちゃ余裕で受け切られた
かくして構築解散となった。
戦績
ランクバトルシリーズ8の2/13~2/15にて30戦行い、11勝19敗。
3000位くらいから10000位台まで駆け下りた。
終わりに
いかがだったでしょうか?
今回は初手に変わった動きをする構築を考察しましたが、失敗という形に終わってしまいました。
ですが、穏やかDSくっつきバリヌケニンというパワーワードの塊のようなポケモンを考察するバレンタインデーは非常に楽しかったので、またアイデアさえ浮かべば似たようなことをやってみたいと思いました。
この構築について何か質問などあればコメントやTwitterなどに気軽に連絡してください。
長くなってしまいましたが、ここまでお読み頂きありがとうございました!!
…取り敢えずセキタンゼルネで順位戻そうかな…