【S21ダブル】運命のウルガゼルネ【最終114位(レート1906)】
Q:なんでトレーナーがフラダリなの?
A:ちょっとだけウルガモスに似てるから
お疲れさまです。môfũと申します。
今回は私がシーズン21にて使用して、初めてレート1900超えを達成できた構築の記事となります。
これから2ヶ月続くダイマ禁止禁伝ルールで戦う上で何か参考になるものがあれば幸いです。
構築経緯
まず、新たなルールで戦う上で使いたいポケモンを1体決め、そこから構築を考えることにした。
ダイマ禁止ルールになったことで今までとは違ったポケモンたちが活躍できるようになったが、そんな中で私が使いたいと思ったのは、蝶舞ウルガモスだった。
蝶舞ウルガモスは特性の炎の体と蝶の舞のDアップにより、積むことができれば物理にも特殊にも強いのが特徴。
また、炎・虫タイプの耐性によって一般枠でありながらザシアンにかなり有利なのも気に入っていたので、このポケモンを始点としてパーティを組むことにした。*1
次に決めたのは禁伝枠。ウルガモスのザシアンに強い点を生かしてこの枠はザシアンに弱めのポケモンも採用できる。
ムゲンダイナ、ホワイトキュレム、ジガルデといった禁伝枠を色々試したが、やはりザシアンに弱くていいなら禁伝枠はゼルネアス一択だった。
その後、とりあえず当時公開されていたレンタルパーティや海外の大会で結果を残した並びを見て、強そうなポケモンで6体揃えた。
この6体では相手の炎タイプ、特にエンテイがどうしようもなかったので、環境にいるほとんどの炎タイプ*2の上から高火力で弱点をつける化身ランドロスを採用。
私が使っていたゼルネアスは耐久にがっつり振った型のためレジエレキはあまり噛み合っていないように感じたので、同じくカイオーガに強く、耐久が高く怒りの粉でジオコンのサポートもできるモロバレルを採用。
この6体では高火力でゼルネアスの弱点を突いてくるウツロイドがかなり重かったので、上から吹きとばせて対炎タイプでも強いスカーフ水ラオスを採用。
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もちろんこれ以外にも沢山のポケモンを試しており、かなり構築制作で試行錯誤しましたが、大体こんな流れでした。
エルフーンについて
かわいい
エルフーン@襷
臆病CS
技:エナジーボール、追い風、アンコール、守る
じつはこの構築で、一時期モロバレルの代わりにエルフーンを入れていた。
この構築は並びを見たらわかるように対水タイプで抜群をほとんど突けず、それが難点だと感じ、
「水タイプに一致で抜群を突け、ゼルネアスミラーに強く、ついでにS操作までできる最強ポケモン」
として候補に浮上し、運命を感じて採用した。
ただ実際に使ってみると、C種族値77のエナジーボールは打点としては微妙であり、ゼルネアスミラーは元から言うほどキツくなく、レジエレキの解雇理由と同じくS操作はこのパーティにあまり要らない、と採用理由が次々と崩れたので数戦で解雇となってしまった。
ただ、エルフーンのおかげでモロバレルの草結び採用に至ることが出来たので非常に感謝している。
ありがとうエルフーン!!
ちなみに、エルフーンをモロバレルの代わりに採用したので本気でエルフーンにこの指とまれか怒りの粉が欲しくなっていた。ブログタイトル回収()
個別解説
とある事情で一部のポケモンの解説が非常にフワフワした内容になっていますがご了承下さい。*3
ゼルネアス@パワフルハーブ
性格:控え目
努力値:252-0-100-148-4-4
技:ムーンフォース、マジカルシャイン、ジオコントロール、守る
鹿。ガチの最強ポケモン。強すぎて個別解説に書く内容が浮かばない。
威嚇を入れたザシアンの巨獣斬を最高乱数切りで耐えるように努力値を振っている。このパーティでこの調整自体が活きることは少ないが、がっつり耐久に振ったおかげで拾える試合が沢山あった。
ウルガモス@ウイのみ
性格:控え目
努力値:236-0-148-4-4-116
技:炎の舞、蝶の舞、怒りの粉、守る
この構築の出発点。ゼルネアスをサポートしたり自らザシアンを殴ったりする。
努力値は、蝶の舞一回で最速ザシアン抜きまでSに振り、残りで物理耐久を高めた。
蝶の舞と怒りの粉が同じ虫タイプなのに技配置が隣接してしまっているので何度か選び間違えてしまったのでこの並びは絶対に変えたほうが良い。
持ち物は諸説有り
ガオガエン@防塵ゴーグル
性格:慎重
努力値:236-4-4-0-172-92
ダブルバトルで一家に一台ガオガエン。威嚇猫騙しと捨て台詞のサイクルが強すぎる。
悪技には地獄突きを採用したが、これはバークアウト、吠える、滅びの歌といったゼルネアスの天敵を封じるため。特に吠えるを止められると非常に楽しい。
持ち物の防塵ゴーグルはゼルネアスからの打点が乏しいモロバレル対策。直接的に役に立つ*4機会こそ少なかったが、これがあるだけで対モロバレルの安心感が大違いだった。
モロバレル@バコウの実
性格:生意気
努力値:212-0-60-0-236-0
技:草結び、花粉団子、キノコの胞子、怒りの粉
トリル、カイオーガ対策のキノコ🍄
今回は特殊耐久にがっつり振った個体を採用した(フィールド補正のない珠黒バドのワイドフォース確定耐え、控え目珠トルネロスの暴風+控え目神秘の雫カイオーガの潮吹き確定耐え)が、物理耐久が心もとないと感じることがかなりあったので努力値振りは諸説有り。
前述の通りこの枠は一時期エルフーンだったが、そのことによって対水タイプの打点はやはり必要であることを実感できたので草結びを採用。ツンデツンデの身代わりを割れたりもして非常に便利だった。
ウーラオス(連撃)@拘りスカーフ
性格:陽気
努力値:0-252-4-0-0-252
この構築最後のピース。きついウツロイドあたりを上から処理する。
連撃ウーラオスのスカーフ採用率が上がってきたとはいえスカーフを読まれない場面も多く、意表を突けて強かった。
なぜか余りの4が防御に振られてるが、たぶん特防のほうがいいと思う。
ランドロス(化身)@命の珠
性格:無邪気
努力値:0-0-28-228-0-252
技:大地の力、ヘドロ爆弾、岩雪崩、守る
この構築で2番目に強いアタッカー。命の珠力尽くの仕様(?)のお陰で珠ダメを無視して高火力を出せるのがズルい。
攻撃技は基本の2つ(大地、ヘド爆)の他に岩雪崩を採用して両刀にした。岩雪崩は採用意図はほとんどウルガモスピンポイント対策だったが、使ってみると思ったより火力が出るので単純に全体の削りとしても使えた。なお外し
身代わりが欲しくなる場面が50000回くらいあったが、どの技も外せないのでしょうがない。
選出
選出についてだが、いつもとは違い今回はほぼ毎回アドリブで選出を決めていたので基本選出のようなものは存在しない。
ただ、
・基本は全力でゼルネアスを通す
・対ザシアンでは、水ラオスや化身ランドロスなどウルガモスできつい相手をゼルネアスで処理するようにする
・対カイオーガでは、基本的に初手に水ラオスを投げてカイオーガかトルネロスを削るようにする
といったことは意識していた。
戦績
シーズン21にてシーズン中盤あたりから使用。
最終日の朝に構築が今の形となり、279位から6連勝して87位(瞬間)まで上がり、レート1906、最終114位を達成した。
HOME更新きた。1900載っててよかった〜 pic.twitter.com/lnHaAJICTv
— môfũ (@mofu_elfun) 2021年8月31日
最終順位判明したので改めて…
— môfũ (@mofu_elfun) 2021年9月1日
S21ダブル、最終順位114位(1906)でした!
やっぱりゼルネアスは強かった pic.twitter.com/ryiHKqv3qZ
おわりに
ここまでお読み頂きありがとうございました。
このシーズンでポケモン対戦を始めて以降初めてのレート1900を達成、かつ序盤元気を除くと初めて順位2桁に載ることができたので非常に満足しています。
ダイマ禁止ルールはまだ始まったばかりですが、今までとは違った感じでとても楽しいのでリアルに支障がでない範囲で楽しみたいですね。
では。ノシ
Twitter(@mofu_elfun)