シーズン16お疲れさまでした。môfũと申します。
今回は、私がS16にて使用して最高1819(当時186位)まで到達した構築の記事となります。
最終順位での結果は残すことができませんでしたが、相棒のエルフーンとともに色々と模索して最高順位では結果を出すことができたので満足しています。
これを読んだ皆様に何か参考になるものがあれば幸いです。
構築経緯
私はシーズン15では様々な禁伝を使って遊んでいたが、シーズン16で自信作だった背水デコイベルタルが大失敗に終わったことを機に、先人の知恵(シーズン15の構築記事)を参考にして真剣に構築を考えることにした。
シーズン15の構築記事のうちエルフーン入りのものをピックアップして読んでいたところ、「初手ダイマからキョダイカメックスのキョダイホウマツを撒き、定数ダメージとザシアンの火力で詰める構築」を発見。これは自分の好きなプレイスタイルとマッチしていると感じこの構築を基に組むことを決めた。
個別解説
この配置にすることでウーラオスの型を誤認させる効果があったかもしれない
エルフーン@きあいのタスキ
特性:いたずらごころ
性格:おくびょう
努力値:0-0-0-252-4-252
技:ムーンフォース、おいかぜ、てだすけ、まもる
いつもの相棒枠。かわいい。
追い風、手助けで隣のキョダイマックスポケモンを動かしていく。
今回、技枠の1つを守るに割いている。エルフーンはかなり技枠がキツキツなポケモンなので苦渋の選択だが、禁伝環境は普段以上に猫騙しが飛び交っている環境なので確実にエルフーンに仕事をさせるためにはかなり優先度が高いと思っている。
また、1ウェポンはムーンフォースで採用。私はエルフーンの1ウェポンはマジカルシャイン派なのだが、今回の構築ではキョダイマックス技の効果で襷やミリ残しした相手のHPがガンガン削れるため火力を重視した。
カメックス(キョダイ)@ソクノのみ
特性:げきりゅう
性格:ひかえめ
努力値:148-0-0-252-0-108
技:しおふき、ねっとう、ふぶき、てだすけ
(追い風時に最速黒バドレックス抜き)
今回のダイマックスエースその1。
水単タイプという優秀な耐性と超強力なキョダイマックス技を併せ持つポケモン。
技はダイマックス中のウェポンの潮吹き、非ダイマ時用の熱湯、ダイアイスとして打つと天候を張り替えられるふぶき、そして後続のエースの火力増強の手助け。
実はこの調整と技は参考にした構築のものと完全に同じなのだが、非常に使い心地が良かったため変更されていない。(技は変更の余地が無いという説もある)
フシギバナ(キョダイ)@バコウのみ
特性:ようりょくそ
性格:おくびょう
努力値:44-0-0-252-0-212
技:リーフストーム、ヘドロばくだん、だいちのちから、ねむりごな
(S×2時最速レジエレキ抜き)
今回のダイマエースその2。
カメックス一体に構築のダイマエースを一任するのは些か心細かったので採用。主に対カイオーガ構築で選出する。
カメックスと同じくエルフーンと初手で並べてキョダイベンタツを撒くのが仕事。
眠り粉がいざというときに当たるように善行を積んでおきましょう。
ザシアン@くちたけん
特性:ふとうのけん
性格:ようき
努力値:0-252-0-0-4-252
技:きょじゅうざん、せいなるつるぎ、みがわり、まもる
本構築最強のエース。
言うまでもないことだが専用技の巨獣斬が強力。耐久が並程度の鋼半減ポケモンは手助け+巨獣斬で吹き飛ぶ。化け物。
また、今回のザシアンには身代わりを採用。平時でもうまく残せると鬼火などの厄介な補助技や威嚇をカットできたり行動保証を得られる上、対トリパでの時間稼ぎにも使えて非常に便利だった。
ウーラオス(一撃)@きあいのハチマキ
特性:ふかしのこぶし
性格:ようき
努力値:0-252-0-0-4-252
技:あんこくきょうだ、インファイト、ふいうち、どくづき
何の変哲もない鉢巻ウーラオス。
手軽に壁貫通高火力が出せるのが本当に偉いポケモン。
記事を書いていて思ったのだが、この構築では命の珠を使っていないので珠を持たせたほうが良かったかもしれない。
セキタンザン@たべのこし
特性:もらいび
性格:のんき
技:ボディプレス、てっぺき、おにび、まもる
いつの間にか構築に採用されていた謎ポケモン。
一応、
白バドレックスのトリパがキツいので対策を考える
↓
トリル下で白バドレックスの上からキョダイマックス技が撃てたら強そう
↓
シュカのみ持ち冷静HC貰い火キョダイセキタンザンが誕生。すでに構築に採用されていたウーラオスとカメックスでセキタンザン軸構築の偽装が完成。
↓
あまりにも役割が狭すぎたので、白バドに対抗できる別の型を考える
↓
鉄壁ボディプレができることに気づき、採用。今に至る
という流れがある。
同じ役割はナットレイやドータクンでもでき、そちらの方が耐性を鑑みるとかなり強力だが、一度完成してしまった偽装を崩すのはかなり勇気が要ることであり、結局最後まで構築の一番上に居座っていた。
選出
基本選出
後発ウーラオス+ザシアン
基本選出。99%この形で戦っていた。
初手の2体では残数を削ることよりも追い風とキョダイ技を撒くことに注力して、後発の2体で暴れることを意識する。
対白バドレックス入りトリパ
初手セキタンザン+ザシアン
後発@2
セキタンザンの見せ場。ザシアンの身代わりと合わせてトリルを枯らしていく選出。
セキタンザンで場を荒らすのは楽しかったが、そもそも白バド入りトリパにあまり当たらなかったのであまりこの選出は行わなかった。
戦績
シーズン16の終盤(3/27)にレート1819を達成。
だが、最終日付近にかなりキツイザシアン入りバナコーポリ2によく当たるようになり、勝率がガタ落ちして最終順位は5000位くらいになってしまった。
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回の構築で得た教訓は、「環境の変化に勝率が大きく左右される構築を握っているときは、勝てるうちにたくさん潜るべき」といったところでしょうか。
あと下手にパーティを偽装に寄せるとパーティ変更の心理的ハードルが上がるので気を付けましょう。
この構築について何か質問などございましたらコメント等でご気軽に連絡してください。
おわり