mofuと申します。
今回は私がここ数日考察していた変な型のヌケニン入りのパーティの構築記事となります。
結果は振るわず反省会という形での記事公開となりますが、興味のある方は是非ご覧下さい。
やりたかったこと
相手がヌケニンという特殊なポケモンの存在に混乱している隙に、ヌケニンの影打ちでソルガレオの弱点保険を発動!
ソルガレオはダイスチルで相手を一体倒し、Bアップによって残り一体の攻撃を余裕で受け止める。
相手がヌケニンがソルガレオの弱保発動役と知り、油断した瞬間にヌケニンのくっつきバリが発動、ヌケニンは瀕死。
そしてヌケニンの裏からカプ・レヒレが悠々と降臨、ソルガレオのダイスチルと自身の瞑想で要塞化する。
構築経緯
筆者はランクバトルがシリーズ8になるにあたって「弱保蒸気機関セキタンザンで暴れた後ゼルネアスで掃除する」という構築をメインで使用していた。
その構築では1000~3000位くらいを彷徨えるくらいの戦績を出せたのですが、火力の低い弱保起動要因が場に居座ってしまうのが気になった。
そこで、アタッカーの弱保を発動したあとにすぐに退場できる弱保起動要因がいれば強いのではないかと考えた結果産み出されて"しまった"のが、✝︎くっつきバリヌケニン✝︎である。
ヌケニンにくっつきバリを持たせることで、1ターン目の終わりに倒れることで自主退場が可能となる。
ヌケニン自身も影打ちを覚えるので弱保起動性能が十分あり、ついでに猫騙しが効かない。
これぞ天才の発想。勝ったな!w と1人で勝手に盛り上がり、実際に構築を作り始めた。
↓
弱保を発動させるエースには、ゴースト弱点の禁伝枠であり、後続のポケモン達にダイスチル/ダイアースでバフを掛けられるソルガレオを選択した。
その他のポケモンも順調に決まり、ブラッシュアップをしつつ潜り始めた。
構築紹介
ヌケニン@くっつきバリ
性格:穏やか
特性:不思議な守り
技:影打ち、シャドーボール、鬼火、サイドチェンジ
この構築の出発点。味方のソルガレオを殴ったあとすぐに退場できる。
この記事のタイトルにもなっている努力値振りだが、これはソルガレオと並べた時に相手のダウンロードでAが上昇するようにする為。
味方を殴る以外に仕事がないため、なんなら無振りでも構わないのだが一応このような調整を施した。
実は持ち物は黒いヘドロの方がいい*1が、「くっつきバリヌケニン」という語感の良さを重視してくっつきバリを持たせた。
ソルガレオ@弱点保険
性格:陽気
特性:メタルプロテクト
努力値:4-252-0-0-0-252
蝉の抜け殻に殴られただけで保険金を請求する極悪ポケモン。
ヌケニンが落ちたあとに出てくるカプ・レヒレにダイスチルのバフを入れる動きが非常に強かった。
最速ウーラオスと同速なのが結構辛い。
カプ・レヒレ@食べ残し
性格:控えめ
特性:ミストフィールド
努力値:252-0-4-252-0-0
技:濁流、ムーンフォース、瞑想、守る
詰め役兼状態異常対策枠。
このパーティでは何故か1ターン目で確実に味方が一体減るので複数の役割がこなせるのはGood。
ウツロイド@パワフルハーブ
性格:臆病
特性:ビーストブースト
努力値:4-0-0-252-0-252
技:メテオビーム、ヘドロ爆弾、トリックルーム、守る
元々この枠にはポリゴン2を採用していたが、火力不足が深刻だったためにトリルが使える高火力ポケモンとしてこちらに変更した。
1番最後に採用したため、あまり語ることがない…
ゴリランダー@おはなのおこう
性格:意地っ張り
特性:グラスメイカー
努力値:252-252-0-0-4-0
高火力先制技でぶん殴る役割と猫騙しを同時にこなせるのは本当に強い。
ゴリランダーは守るの採用率が低いこともあり、不意の守るで相手の攻撃をいなして勝てる試合があった。
ボルトロス@突撃チョッキ
性格:陽気
特性:負けん気
努力値:4-252-0-0-0-252
技:ワイルドボルト、空を飛ぶ、馬鹿力、噛み砕く
主にソルガレオが出せないときの裏選出として採用。
突撃チョッキを持たせることでイベルタルや黒バドレックスに強く出ることができる。
構築解散までの経緯
ランクマで潜っていると、カプ・レヒレのミストメイカーがあるにも関わらず状態異常がキツいことに気づく。
その理由は、基本選出通りに戦った場合にヌケニンの退場に1ターン丸々かかってしまうため、ソルガレオは1ターン目には状態異常耐性がつけられない為である。
その為相手が1ターン目に状態異常を掛けてくるのを嫌う場合には初手にヌケニンをカプ・レヒレに交代する、というプレイングをするのだが、その場合はソルガレオの弱保の発動が一気に困難になってしまう。*2
その為、火傷でエースの展開が阻害されることを防ぐために思い切ってエースとなる禁伝を変更することにした。
火傷で展開が阻害されない特殊エースであり、且つある程度の素早さがある、という条件に当てはまったのは黒バドレックスだった。
だが、ここで構築は行き詰まった。
何故なら、黒バドレックスが禁伝にしては耐久が低い上にゴースト4倍弱点のため、非ダイマ状態ではヌケニンの影打ちで半分削れてしまううえに、弱保発動状態(C×2)よりも、ランクバトルでも見られる眼鏡手助け状態(C×2.25)のほうが火力が高いからである。
↑ヌケニンの影打ちで半分削れる黒バドレックス。この後ガラルファイヤーにめっちゃ余裕で受け切られた
かくして構築解散となった。
戦績
ランクバトルシリーズ8の2/13~2/15にて30戦行い、11勝19敗。
3000位くらいから10000位台まで駆け下りた。
終わりに
いかがだったでしょうか?
今回は初手に変わった動きをする構築を考察しましたが、失敗という形に終わってしまいました。
ですが、穏やかDSくっつきバリヌケニンというパワーワードの塊のようなポケモンを考察するバレンタインデーは非常に楽しかったので、またアイデアさえ浮かべば似たようなことをやってみたいと思いました。
この構築について何か質問などあればコメントやTwitterなどに気軽に連絡してください。
長くなってしまいましたが、ここまでお読み頂きありがとうございました!!
…取り敢えずセキタンゼルネで順位戻そうかな…