【剣盾S14ダブル】脱出エルテラ
はじめましての方ははじめまして。前回の記事↓を読んでくださった方は2度目にお目にかかります、mofuと申します。
今回はシーズン14にて私が使っていた構築の記事となります。
あまり成績は振るいませんでしたが、来期からは大きくレギュレーションが変わってしまうため記事として公開させていただきます。
以下常体
構築コンセプト
エルテラを全力で通す。以上。
個別紹介
上のパーティ画像と紹介する順番が違いますが悪しからず。
エルフーン@気合の襷
性格:臆病
特性:悪戯心
努力値:0-0-4-252-0-252
実数値:135-*-106-129-95-184
後述のテラキオンを起動するためのサポーター。かわいい。
今回の構築は相手にトリックルームを起動されてしまうと非常に厳しいため、トリルメタとしてトリル返し用のトリックルームを搭載した。それ以外は一般的な袋叩きエルフーン。
トリル返しは成功すれば非常に強力な対トリルになり得るのだが、失敗すると一手で負けに大きく近づいてしまうのが難しいと感じた(トリル返しが必要な場面はほとんど相手のアタッカーの方がテラキオンより遅いため)。
何よりエルフーンのトリックルームは余り一般的でないので、トリル返しが失敗すると非常に気まずいにも関わらず、ランクマで知り合いと偶然当たった時の試合でやらかしてしまった。恥ずかしい。
ランクマで知り合いと当たった上に飛んでもないプレミをしてしまった
— môfũ (@mofu_elfun) 2021年1月28日
まじでなんであんな立ち回り通そうとしたんだ…
— môfũ (@mofu_elfun) 2021年1月28日
テラキオン@しろいハーブ
性格:陽気
特性:正義の心
努力値:0-252-0-0-4-252
実数値:166-181-110-*-111-176
エルフーンと相性抜群のアタッカー。
言わずと知れた「袋叩き+正義の心」コンボでAにどんどんバフをかけて殴っていく。
基本的にこの構築ではテラキオンをダイマックスさせるが、ダイマックスをテラキオンに切らなかった時やテラキオンのダイマックス後に、岩雪崩と地震という2種類の範囲攻撃ができるのが非常に強い。
ウェポンはタイプ一致の2種と、ダイアースを撃つための地震とした。これで相手のダイマックスメタグロスを吹き飛ばせるようになる(袋叩きをキメた上で相手がダイスチルを撃っていない前提)。
ダイスチルの媒体にするためのアイアンヘッドが欲しくなることが8759632145回ほどあったがそれ以上にダイアースが必要な場面が多かった。
持ち物は、飛んでくる威嚇を打ち消したり相手のレジエレキによるエレキネットによってSを下げられるのを嫌って白いハーブとした。
がんばって色厳選したので活躍させてあげたかった…
イエッサン♀@脱出ボタン
性格:臆病
特性:サイコメイカー
努力値:0-0-0-252-4-252
実数値:145-*-85-147-126-150
エルフーンを猫騙し+ダイジェットで倒そうとする相手、テラキオンに後攻の尻尾(満腹のお香)を押し付けようとする相手などに対しての回答。
基本的には「初手エルテラ→エルフーンをイエッサンに交代してサイコフィールドで相手の妨害を阻止→なんかいい感じに脱出ボタンでエルフーンに交代→エルテラ展開」という流れを目指す。決まると超楽しい。
エルテラが暴れた後に、ターン数の残っている追い風に乗ってワイドフォースで殲滅するため臆病CS振りとした。
後述する事情でパーティの上の方に配置している。
一撃ウーラオス@拘り鉢巻
性格:陽気
特性:不可視の拳
努力値:0-252-0-0-4-252
実数値:175-182-120-*-81-163
技:インファイト、暗黒強打、不意打ち、毒突き
非ダイマで手軽に高火力が出せるパーティの掃除役。
普通に強いがあんまり特記すべき点がない。
ダイマックス中のテラキオンと並べてテラキオンがダイナックルを放つことでより高火力を出して気持ちよくなれる。
イエッサンと一緒に選出すれば先制技に縛られにくいことも◯
記事を書いているときにふと思ったのだが、折角珠枠が余っているのだから持ち物は命の珠でいい気がする(撃ち分けできないのが結構きついため)。
テッカグヤ@パワフルハーブ
性格:控え目
特性:ビーストブースト
努力値:4-0-0-252-0-252
実数値:173-*-123-174-121-113
テラキオンが通せなさそうな時はエースとして通していく。
ビーストブーストによってどんどんと火力が上がっていくが、Cにバフが掛かっていないと結構火力が微妙なので使用者の腕が問われる強さだと感じた。
順位を上げる上で非常に大きな働きをしてくれたが、「テラキオンよりテッカグヤの方が強いのでは?」という疑念を私に与えたので実はパーティ解散に一番貢献したポケモンでもある。
カプ・レヒレ@混乱実
性格:控え目
特性:ミストメイカー
努力値:252-0-0-252-4-0
実数値:177-*-135-161-151-105
技:濁流、ムーンフォース、瞑想、守る
テラキオンが暴れた後の詰めとして採用したポケモンであり諸説枠でもある。
相手の攻撃をしっかり耐えて勝ちに貢献してくれたが、使用者である私があまりこのポケモンの強みを理解していなかったので選出率は低かった。
その証拠として努力値は何も考えず控えめHCに振られている。これでも活躍できる辺りにこのポケモンの強さの片鱗が垣間見える。
相手がテラキオンに状態異常技を使ってきそうなときに繰り出してミストフィールドで守る、といった運用をすることもあった。
選出
・基本選出
初手エルテラ
後発@2
・猫騙し役/脱出ボタンや後攻の尻尾トリックしてきそうなポケモン入りの相手
初手エルテラ
後発イエッサン@1
・対指トリル
後発@2
・対ガエンとポリ2の両方が入ったパーティ
初手エルフイエッサン
後発テラキオン@1
このパーティではガオガエンとポリ2が相手の初手に並んだときにトリルを阻止するのが難しいためその対策として編み出した選出。
この選出を閃いた時は自らの天才性に酔いしれた。
イエッサンでこの指を撃ち、エルフーンでトリックルームを撃つことで相手のトリル展開を防ぎつつイエッサンが脱出してエルテラを展開することができる。
なお、この選出をした時の相手の初手ガエン+ポリ2率は0%だった。解せぬ
苦手な相手
いずれも「叩けばテラキオンでなんとかなるが、隙を見せたら手がつけられなくなる」相手。
そしてその隙は隣に猫騙し要因を置かれるだけで簡単に作られてしまう。
戦績
シーズン終盤に瞬間3桁(レート1711)
終わりに
恐らく今の環境は、テラキオンの環境への刺さり具合的に「無理にテラキオンを通す」構築よりも「普段は別の軸で戦うが、テラキオンが刺さる相手にはテラキオンを通していく」パーティの方が強いと思います。(構築の発想の根本を否定する発言)
とはいえ、エルテラという戦術に興味がある方などに少しでも参考になれば幸いです。
来シーズンのパーティは現段階では少し自信があるので、来シーズンの終わりにまたお目にかかりたいです。
ちょっとしたメモ書き程度にするつもりだったのに長くなってしまいましたが、ここまでお読み頂きありがとうございました。この構築や記事について何かございましたらコメント等で気軽に連絡してください。
おわり